今回は、ハンドメイド作品を販売するにあたり気になる、販売サイトの種類や詳細について調べてみました!

・おすすめの販売サイトを知りたい!
・どんな販売サイトがあるのか選択肢を知りたい!
おてんき自身は、現在ハンドメイド販売サイトとして「minne」を活用しています。
使いやすさとしても特に不自由なく、様々な特集も定期的に発信されるので、情報収集としても問題ないと感じているのですが・・・
minneでの販売を開始して何年か経ち、改めて自分のためにも販売サイトについて調べ、比較検討してみよう!と思ったのです◎
minneよりも合っているサイトがあるかも?
minneを引き続き活用するので良さそう?
等々・・・、改めて考えるキッカケにできればなと思っています!
ぜひ皆様も、参考にしていただけますと幸いです◎
(目次から、気になる販売サイトの詳細項目へ飛んでいただくことも可能です♪)
※本情報は、2025年5月時点の情報です。実際に開設をされる際は、各サイトの情報をご自身で十分にご確認ください◎
どんな販売サイトがあるの?
ハンドメイド作品の販売をするにあたっては、下記のようなサイトがあります。
・minne(ミンネ)
・Creema(クリーマ)
・BASE(ベイス)
・STORES(ストアーズ)
・iichi(イイチ)
・Pinkoi(ピンコイ)
・メルカリShops
・Etsy(エッツィー)
minneやCreemaは、ハンドメイド作品の販売サイトとしては1度は聞いたことがあるかもしれません。
また、BASEやSTORES、メルカリShopsなども、テレビCM等の影響で知っているという方もいらっしゃると思います。
種類を知るだけでも、ワクワクしてきますね。
では、各販売サイトについて、早速詳細を見ていきましょう!
各販売サイトの詳細について
定番のminne、Creemaも含めて、前項目でご紹介した計8つの販売サイトについて見ていきたいと思います◎
minne(ミンネ)
minneは、ハンドメイド作家だったら一度は耳にしたことがある日本最大級のハンドメイドマーケット。
スマホアプリで簡単に出品・販売、及びその管理が可能で、全国的なハンドメイドイベントの実施や、特集も豊富なのが特徴です。
費用 |
・登録料・月額費用:無料 ・販売手数料:送料含む販売価格の10.89% ・振込手数料:220円 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・国内最大級のハンドメイドマーケットで、集客力が高い。 ・初心者でも始めやすく、作品の幅も広い。 ・作品が売れなくても費用は掛からないため、継続しやすい。 |
デメリット |
・出品者数が多いため、競争が激しい。 ・作品単価が低めで、利益率を上げるには工夫が必要。 |
初心者や副業で費用をかけずに始めたい方におすすめです。
ハンドメイド作品が集まるマーケットで、手軽に販売を始めてみたい方、自分の作品がどれくらい需要があるのか一度試してみたい方などに向いているかと思います!
Creema(クリーマ)
Creemaは、アート性やクラフト性の高い作品が多く出店されている、minneに続く国内最大級のハンドメイドマーケット。
海外向けの販売にも一部対応しており、独自のハンドメイドイベントも開催されています。
費用 |
・登録料・月額費用:無料 ・販売手数料:11%(作品・素材など)、15.4%(フード、お酒など) ・振込手数料:30,000円未満:PayPay銀行55円、その他銀行176円 :30,000円以上:PayPay銀行275円、その他銀行275円 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・作品の単価が比較的高めで、プロ・セミプロの作家に良い。 ・プロモーション機能やイベント出店の機会が豊富。 |
デメリット |
・出品者数が多く、競争が激しい。 ・初心者にはやや敷居が高く感じる場合がある。 |
minneに比べると、品質や技術に自信がある方に向いている販売サイトと言えそうです。
Creema独自のハンドメイドイベントも開催されているため、プロモーション活動やイベント出店に積極的な方には、おすすめです!
BASE(ベイス)
BASEは、自分のネットショップを手軽に開設できるサービス。
ハンドメイド以外の商品も販売可能で、デザインの自由度も高く、SNS連携やクーポン配布などの機能も充実しているのが特徴です。
費用 | ・初期費用・月額費用は無料
・販売手数料は販売価格の3.6%+40円(決済手数料) ・サービス利用料:販売価格の3% ・振込手数料:250円 ・事務手数料:2万円未満の場合:500円、2万円以上の場合:0円 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・デザインの自由度が高く、オリジナルのショップデザインが可能。 ・SNS連携やクーポン機能、メールマガジン配信など、集客・販売促進機能が充実。 ・スマホやPCから簡単にショップを開設でき、初心者でも扱いやすい。 |
デメリット |
・集客は自力で行う必要があり、マーケティングやSEO対策が求められる。 ・他のショップと差別化するためには、独自のブランディングやプロモーションが必要。 |
自分のブランドサイトを確立したい方や、SNSや広告を活用して集客できる方に向いていそうです!
InstagramやXなどですでにある程度のフォロワーがいる方には、向いている販売サイトかと思いました◎
STORES(ストアーズ)
STORESは、BASEと並ぶ人気のネットショップ作成サービス。
初心者にも使いやすいサイトとなっており、定期便や予約販売にも対応しているようです。
費用 |
・無料プラン:月額0円、決済手数料5.5%~。 ・有料プラン:月額¥2,980(年払いの場合)、決済手数料3.6%~。 ・振込手数料:275円 ・事務手数料:1万円未満の場合:275円、1万円以上の場合:0円 ※その他、STORESサービスを複数利用する方向けのプランもあり。 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・テンプレートが豊富で、デザインのカスタマイズが容易。 ・スマホやPCから簡単にショップを開設でき、初心者でも扱いやすい。 ・有料プランでは、独自ドメインの設定や詳細なアクセス解析が可能。 |
デメリット |
・無料プランでは、広告が表示される場合があり、ショップの印象に影響を与える可能性がある。 ・集客は自力で行う必要があり、マーケティングやSEO対策が求められる。 |
BASEと同様に、自分のブランドサイトを簡単に確立したい方や、SNSや広告を活用して集客できる方に良さそうです!
SNSのフォロワーがすでに多く人気アカウントとなっている方には、向いている販売サイトかもしれません◎
iichi(イイチ)
iichiは、クオリティ重視の作家向けハンドメイドマーケット。落ち着いた雰囲気で、アート性やクラフト要素の高い作品が好まれます。
海外販売にも対応している点も特徴です。
費用 |
・出店料:無料 ・成約手数料:生産者の場合は作品代金の20% ・振込手数料:160円 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・アート性やクラフト要素の高い作品が多く、作品の価値を重視する顧客層にアプローチできる。 ・海外発送にも対応しており、越境ECに適している。 ・価格帯が高めでも、販売しやすい。 |
デメリット |
・集客力はminne・Creemaに比べて劣る。 ・他の出店者と差別化するためには、独自のブランドやコンセプトが求められる。 ・成約手数料がやや高め。 |
ブランド価値を丁寧に築きたいという、伝統工芸や陶芸、染織などのクラフト性、技術力を重視する方に向いていそうです。
量産性の作品ではなく、一点物や独自性を持つ作品を販売する作家さんは、比較的自信をもって価格を付けることができるサイトなのではないかと感じました!
Pinkoi(ピンコイ)
Pinkoiは、あまり聞き馴染みのないサイトですが、台湾発のアジア圏向けの販売サイト。
日本の作家も多数参加しているようで、アジア全体に向けて販売することが可能。海外発送や言語対応もあり、越境ECに強いのが特徴です。
費用 |
・ショップ開設・商品登録:無料 ショップ開設保証金(閉館時に返金)を支払う必要があるが、現時点では日本はキャンペーン中で徴収なし。※酒類販売の場合は除く ・プラットフォーム利用料:作品(送料含む)×15%+NT$15(約58円) ・振込手数料:NT$45(約180円) |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・アジア圏を中心とした海外の顧客にリーチできる。 ・多言語対応や海外発送サポートがあり、越境ECに適している。 ・デザイン性の高い作品が多く、ブランド価値を高めやすい。 |
デメリット |
・自動翻訳機能もあるが、問い合わせ等は外国語で対応する必要がある。 ・海外発送の手間とコストがかかる。 ・ショップ開設には審査がある。 |
主にアジア圏の方々に自身の作品を届けたい作家さんには、魅力的なサイトかもしれません!
おてんきも、以前イベントでアジア圏の方にご購入いただいた経験があるので、少し気になるところです・・・★
メルカリShops
メルカリShopsは、メルカリ内にショップを開設できるサービス。
メルカリユーザーがそのまま購入できるため、集客力も高く、フリマ感覚で始めやすいのが特徴です。
費用 |
・ショップ開設・運営費:無料 ・販売手数料:売上金の10% ・振込手数料:200円 |
日本人の登録可否 | ○ |
メリット |
・国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」と連携しており、集客力が高い。 ・越境ECに対応しており、海外への販売が可能。 ・スマホやPCから簡単にショップを開設でき、初心者でも扱いやすい。 |
デメリット |
・メルカリは比較的安く・お得に購入したい方が多いため、価格設定が難しい。 ・他の出店者との差別化が難しい。 |
メルカリユーザーに見てもらえる点や、発送に関しても様々なサービスが充実している点は魅力的ですね。
雑貨や日用品、アクセサリーなどの、比較的価格がお手頃な作品をつくる作家さんのはじめの一歩としては、向いているかもしれません◎
Etsy(エッツィー)
Etsyは、世界最大級のハンドメイド作品やヴィンテージ商品のマーケット。
基本的に英語での出品が必要ですが、世界中の顧客にリーチ可能で、海外志向の作家さんにおすすめです。
費用 | ・ショップ設立手数料:15ドル
・出品料:1商品あたり0.20米ドル(約30円) ・取引手数料:送料を含む販売価格の6.5% ・入金手数料:日本は約6%+0.30米ドル |
日本人の登録可否 | ○(日本人も出店可能) |
メリット |
・英語圏以外のユーザーも多く、海外市場にリーチできる。 ・作品の単価を高く設定しやすい。 ・ハンドメイドやヴィンテージに特化しているため、一点物や独自性が武器となる。 |
デメリット |
・商品説明や問い合わせなど、英語対応が求められる。 ・海外発送が必須で、カスタマー対応や返品対応などで手間がかかるリスクがある。 ・販売手数料・為替手数料などがやや高め。 ・世界中からの出品者が集まるため、競合が多く、差別化が必要。 |
Etsyは、海外旅行や留学経験があり、問い合わせ対応や出品にかかる英語にあまり抵抗感を感じない方におすすめと感じました!
また、日本らしい和風の作品や工芸品、伝統技術など、海外にはあまりない独自性のある作品を作っている方に良さそうです◎
海外の人にも自分の作品を届けたい!と思う作家さんは、ぜひEtsyをご検討してみてはいかがでしょうか!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハンドメイド作品を販売するといっても、様々なサイトがありますね。
それに加えて、イベントでの対面販売や、委託販売などの販売方法もあり、迷ってしまいます。
初心者さんが始めるのであれば、ショップ開設料や出品料などがかからないサイトで挑戦し、まずは自身の作品がどれくらい需要があるのか試してみるのも有りかと思いました◎
ぜひ、今回の記事かお役に立てますように~~❀